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2007-06-11

位置情報がもたらす市場

GPS機能搭載のモバイルが今後スタンダードになっていくこのモバイル業界。端末もかなり出回って、位置情報を扱ったサービスはいろいろとリリースされています。ナビゲーションやリコメンド、コミュニティなどなど。
今後位置情報を扱ったサービスは増え続けていくと見えますが、新しい市場や価値を作ると思うほど将来性があるものは現段階では少ないんじゃないかと思います。

そんな中ひときわ輝いて見えるのが、「おてつだいネットワークス」を運営する
株式会社ロケーションバリュー
http://www.locationvalue.com/

このおてつだいネットワークスは、モバイルとGPSの特性で新しい労働力市場を作っています。
その新しい労働力市場とは、今まで細分化することができなかった働く時間、つまり2、3時間暇だからバイトしようとか、いますぐに日雇いに入りたいといった即時性のある労働力です。GPSで近くにいるユーザーにすぐ仕事の話をつけることができます。
いままでの求人サービスは広告掲載というモデルで、広告収入を得ていました。地図などとマッシュアップしたものもあるけど、あくまで地図上でソートしなおしたもの。採用までの時間とコストはかなりかかる。でもこのおてつだいネットワークスは、近くにいる人を急募するサービスのため、すぐに労働力を回収することができる。コストも情報量としてマージンをロケーションバリューに払うだけである。

と、まぁ、ここまではひとつのサービスであるが、さすがだと思わせるのは、アルバイターがリアルタイムにキャッチアップが可能なこのサービスを広いプラットフォームとし、他社の人材系企業のもつリソースを流し込んでビジネスしているという点だ。
外国語教師やベビーシッター、ヘルパーなどなどのリソースをもつ企業は、このサービスに人材を流し込み、ロケーションバリューからマージンをもらうことができるのである。
今は会員数が20,000人となっているが、クリティカルマスを超えると一気に需要が注目されそうなサービスである。

この会社は人材を扱う会社という訳ではなく、あくまで位置情報を扱って日本をよくしようというミッションがある。経営陣も頭がキレキレな方ばかりなのだろう。今後に注目です。

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