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2009-08

あらためて感じるグリーの強さ : ジョジョ第五部より『真実に向かおうとする意志』

グリーが経常利益8倍、株式分割も実施

7月29日の本決算で報告されたとおり、グリー株式会社の成長は凄まじいものがあります。
ユーザー数と売上の伸びもそうですが、ゲームを中心としたコンテンツのARPUの高さが決算書からもみてとれます。

上場して1年。最近はマスプロモーションにも力をいれ、企業自体もメディアの露出が多くなってきたのではないかと思います。

急成長中のグリー。会社としての強さとは一体なんなのでしょうか? 学生時代に僕はグリーでインターンをしていたのですが、その当時の田中社長の言葉に非常に感銘を受けたので今日はそのことについて書きたいと思います。

僕がグリーでインターンをしていたのは、ちょうどKDDIとの提携が開始され、本格的にモバイルメインにシフトしていこうとしている時期でした。モバイルという投資対象があるので社内的にはこれからそっちをどんどんがんばろうという勢いにのった時期でしたが、PCのトラフィックがのびてないとか収益モデルについてとかちょっとした不安な感じも感じ取れる時期でした。(全体的には常にイケイケでしたが)

そんな中、月の定例の締め会で田中社長は当時20人くらいだった社員の方々に、こう語りだしました。

— 僕の好きな漫画に『ジョジョ』というものがある。

ジョジョ・・・だと・・・?

— その作品に『真実に向かおうとする意志』ってエピソードがあって、あきらめず意志を貫けばたどりつける世界があると僕も思う。今はまさにそういう状況だと思うので、みなさん信じた道をがんばりましょう。

短い話でしたが、当時ジョジョを友達の家で読みあさっていた僕には非常にタイムリーな話の展開であり、記憶に強く残っています。もちろん3年弱くらい前の記憶なので細部は違うかもしれませんが、『真実に向かおうとする意志』に関する話がされたことは確かでした。

このエピソードについて解説すると、主人公たちギャング一味のひとりにアバッキオという過去に警官だった男がいました。彼は警官時代にいろいろと悪いことを覚えてしまい、彼が関わった事件で、すごくまじめでいい警官だったある同僚が殉職してしまいます。そんなこんなで警官からギャング団に入るのですが、そのアバッキオがストーリーの終盤で命を落とす際、殉職したかつての同僚に天国?で言われる一言にその言葉はでてきます。

わたしは“結果”だけを求めてはいない。“結果”だけを求めていると、人は近道をしたがるものだ… 近道した時真実を見失うかもしれない。やる気も次第に失せ ていく。大切なのは『真実に向かおうとする意志』だと思っている。向かおうとする意志さえあれば、たとえ今回は犯人が逃げたとしても、いつかはたどり着く だろう? 向かっているわけだからな… 違うかい?

かつてのグリーといまのグリーをあらためて外から見た時、この言葉からグリーの強さをあらためて感じることができます。このエピソードにでてくる『真実に向かおうとする意志』、つまり自分たちを信じて決してあきらめないまっすぐな精神が今のグリーの成長を支えているのだと僕は思います。

変化の激しいモバイル業界。流行や廃れが激しいゲームというコンテンツ。現在の成長をとめないためにも、今後次々に新たなサービスがグリーから生まれると思います。モバイルだけではなく、今後はPCのサービスにもリソースあてるようなので、それにも少し注目です。

このグリーの成長をみると、僕も自分の選んだ道を信じて毎日を過ごさないといけないなぁとあらためて感じることができます。インターンしてよかったなぁ。

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